How to play Seikima-II Doll : #01 DEMON閣下
「聖飢魔II・ドール」の到着まであとわずか。
こうした少量生産のハイクオリティなドールについて
詳しい方もいらっしゃると思いますが、
「ドールを手にするなんて初めて!」という
信者の方々も多くいらっしゃると思います。
そこで、取り扱い方などを詳しくお伝えしたいと思います。
「聖飢魔II・ドール」は戦闘服を再現するため、
パーツにさまざまな素材を使用しています。
そのため、素体(人間もしくは悪魔でいうところの裸の状態)に
ビニールを巻いて、パーツの色移りを予防しています。
しかしビニールを素体に巻いたままでは
関節の可動に制限があるため、
ビニールを取り除いた方が
ドールにさまざまなポーズをつけて楽しめます。
ここでは基本的に
素体に巻いたビニールを取り除くことを前提に
説明したいと思います。
ビニールを取り除くには
戦闘服をドールから脱がす必要があります。
こうしたドールは各部が非常にデリケートにできていますので、
パーツなどを破損しないように、
細心の注意を払ってください。
ディスプレイ中心であれば、
ビニールの一部だけを取り除いてもよいでしょう。
●必要な道具
エアパッキン(もしくは布、厚手のやわらかい紙)
タオル
ラジオペンチ(できれば2つ)
ハサミ
ようじ
など。
パッケージの開封 |
パッケージは中のドールを保護するためのものです。
キズやツブレなどがある場合もありますが、
パッケージのアクシデントについては
お取り替えの対象にはなりませんのでご了承下さい。
【1】
まずは手を洗いましょう。
【2】
そうは言っても、
パッケージも大切にしたい方もいらっしゃると思います。
パッケージを長く保存する場合は、
封をしているシールを早めに剥がしておくことをおすすめします。
いきなりマニアックな話ですが、
シールは時間がたつと、変色しますし、
劣化してはがしづらくなってしまうからです。
「シールはがし」などの溶剤を使う場合は
中のドールなどにかかることがないように
ご注意下さい。
カッターなどで丁寧にシールをもちあげて、
そっとはがしましょう。
【3】
フタをあけて、中箱を引き出します。
ドールは中箱に固定されています。
中箱の背面から結束を取っていきます。
ハサミやカッターで結束を切ってしまってもいいでしょう。
首を固定している針金はドールの顔に
キズがつかないように慎重に外しましょう。
ニッパーで切ってしまってもいいでしょう。
怪我をしないようにご注意を。
過剰包装と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが
製造元のグルーヴで落下テストなどを繰り返し、
事故なくお手元にお届けできる梱包としてこのようになっています。
ご了承ください。
【4】
中箱内側の側面にカードが1枚、ビニールに入って添付されています。
無理にはがすとカードを折ってしまったりするので慎重に。
ビニールをハサミなどで切って、カードだけ取り出してもいいでしょう。
カードの写真はサンプルを撮影したものなので
実際の商品とは異なる部分があります。
ご了承ください。
とりあえず完成させる |
中箱から取り出したドールを見ると
素体にビニールが巻かれているのが
お分かりになると思います。
まずはビニールをつけたままで、
完成状態にしてみましょう。
【1】
ドールの顔はキズがつきやすいので
エアパッキンや布、柔らかい厚手の紙などで
保護します。
タオルなどを用意して、
作業はその上でするようにしましょう。
【2】
ブーツをはかせます。
マジックテープをはずし、
ファスナーを下げます。
ドールの足先を下にしてブーツをはかせます。
ファスナーをあげて、
マジックテープをとめます。
もう一方の足にも同じようにブーツをはかせます。
【3】
鎧を着せるために、
両腕の「籠手(こて)」(=手の具足)を外します。
鎧のつなぎ目が背中側になります。
ドールの両腕を前に向け、
鎧を着せていきます。
鎧はソフビ製のため柔軟性があるので、
大きくそらしても大丈夫です。
肩の具足の部分は慎重に通して下さい。
鎧のつなぎ目にあるダボを
穴に指して固定します。
籠手を両腕に装着して完成。
フィギュアスタンドにディスプレイする |
ここでフィギュアスタンドの使い方を。
【1】
ドールを固定する金属棒は
プラスチック棒から抜いてしまいます。
【2】
プラスチック棒は台座の穴に差し込みます。
【3】
金属棒でドールの胴体部分をはさんで、
プラスチック棒の穴へ差し込みます。
差し込むことで、金属棒がドールをしっかりとはさみます。
【4】
高さを調整し、ポーズを付けます。
【5】
後頭部のボタンとレバーで眼球が動いたり、
目をとじることができます。
素体のビニールを取り除く |
では、今度は素体に巻いたビニールを取り除くため、
戦闘服を脱がしていきましょう。
パーツをなくさないように、
箱などを用意して、パーツを入れるとよいでしょう。
【1】
籠手を外します。
籠手の下に付けている腕スパッツも外します。
【2】
ブーツを脱がせます。
マジックテープを外し、
ファスナーを降ろして、
ブーツを脱がせます。
【3】
鎧の背中にあるダボを外します。
両腕を前にして鎧を脱がせていきます。
肩の具足の部分は慎重に通して下さい。
両腕から均等に脱がしていくのがコツ。
【4】
腰の具足(ベルト)を外します。
ダボがきつい場合もあるので、ご注意を。
【5】
ここからちょっと難関です。
胴着(ベスト)を脱がすには
胸の装飾を外す必要があります。
胸の装飾は左右どちらかの、上下の丸カン2つを
外さなければなりません。
ラジオペンチが1つの場合は
ようじを丸カンに通して固定し、
ラジオペンチで丸カンを開きます。
丸カンは横にずらすようにして開きます。
ラジオペンチが2つあれば、
格段に丸カンを空けやすくなります。
ラジオペンチは100円ショップなどでも売っているので
できれば2つ用意していただくとよいかと。
【6】
胴着を脱がします。
肩の具足を腕に固定しているバンドの
締め付けが強いのでご注意下さい。
ドールの両腕を後ろに伸ばして、
左右を均等に少しずつ脱がしていきます。
首の具足を脱がします。
パンツを脱がします。
【7】
ビニールを取り除きます。
網タイツの背中は糸で縫われています。
糸をほどいて網タイツを脱がしてもいいのですが、
網タイツは伸縮性があるので、
ハサミを網タイツの下に忍び込ませて
ビニールを切っていく方が簡単かと。
ただし、ハサミで網タイツを切らないようにご注意下さい。
先の丸いハサミでビニールを切りましょう。
これでビニールの取り除きが完了。
戦闘服を着せる |
どのような場合でも
顔を保護し、
タオルの上で作業することを忘れずに。
【1】
首の具足を装着します。
【3】
胴着を着せます。
まず手を外します。
軽くひねって引っぱると外せます。
両腕を後ろに伸ばして
均等に両腕に着せていきます。
肩の具足を固定するバンドを
腕に通すのを忘れないように。
【4】
腰の具足を装着します。
【5】
胴着の胸の装飾を元に戻します。
丸カンを閉じます。
【6】
手のパーツをはめます。
このとき、手のパーツのダボが入る穴に
網タイツの一部も入れてしまいます。
こうすることで、腕スパッツをはめやすくなります。
【7】
腕スパッツを着せます。
腕スパッツは親指が分かれています。
【8】
籠手を装着。
【9】
ブーツをはかせます。
チャックをあげて
マジックテープをとめます。
完成!
陣羽織を着せる |
別売りの陣羽織の着せ方です。
陣羽織をお求めでない方は
次の「鎧を装着する」へ。
【1】
籠手を外します。
【2】
両腕を後ろに伸ばし、
陣羽織を着せていきます。
左右の腕を少しずつ均等に着せていきます。
肩の具足を通すのが非常にきつくなっています。
慎重に着せて下さい。
【3】
籠手を装着する。
完成!
鎧を装着する |
【1】
鎧のつなぎ目が背中側になります。
籠手を外します。
ドールの両腕を前に向け,
鎧を着せていきます。
鎧はソフビ製のため柔軟性があるので、
大きくそらしても大丈夫です。
肩の具足の部分は慎重に通して下さい。
鎧のつなぎ目にあるダボを
穴に指して固定します。
籠手を両腕に装着。
完成!
コメント
昨日、閣下ドールを箱から出し、戦闘服を装着させようとしたところ、甲冑のダボ部分が一体化していて、ハサミなどでダボ部分をカットしながらじゃないとダボを外す事ができませんでした。
甲冑の肩部分もはじめからちぎれている部分もあり
高価なドールなのに残念でした・・・
>でびる様
JAP工房です。
閣下ドール甲冑の件、
大変申し訳御座いませんでした。
ドールの初期不具合に関しまして、
交換の対応をさせて頂いております。
メールアドレスを記載いたしますので、一度ご連絡下さいませ。
■JAP工房 contact@jap-inc.co.jp
宜しくお願い致します。
私もダボが接着されており、鎧を
脱がすことが出来ませんでした。
籠手のマジックテープとブーツの
飾りも千切れていました。
本当に残念です。。